前回の投稿からずいぶん空いてしまいましたが、なんとかまだ続いています。
デザイナーと呼ばれる職業について学習し、これからいよいよデザインについて掘り下げていくというところです。
https://chot.design
こちらのサイトで学習した内容をノートのような形でまとめていきます。
Contents
デザインの役割
デザインとはなんなのか、そもそもなぜデザインというものが必要なのか。
デザインを考える上で基本となるものについて。
デザインとは
『デザイン』の語源はラテン語の”designare”が由来と言われており、「計画を記号に表す」、「線を引く/描く」という意味を表す。
では現在において『デザイン』は何のために存在するのか。
私たちの周囲にあるものを思い浮かべてください。例えばペットボトルであれば、ラベルは私たちが飲み物の味を連想できるような表現になっており、キャップも私たちが開けやすいように凹凸があります。何よりドリンクを持ち運ぶことができ、安価であるという機能性もあります。
chot.design より引用
その他、私たちが目にするあらゆるモノは「利用者=ヒト」に向けてつくられています。中でも、利用者目線であらゆることが考慮されたモノは、ずっと使っていたい、持っていたいと思えたりするのではないでしょうか。
デザインとは利用する人のために考えられた最適な形として具現化すること。
つまりデザインによって課題を解決させることが目的。
①課題の発見
誰かがかかえでいる課題とその背景を抽出する
②解決策の模索
課題を解決するための方法を考える
③具現化・表現
解決策を実際に形にして届ける
これがデザインの根底にある考え方である。
デザインとアートの違い
デザインと似通った言葉として『アート』がある。
デザインは利用者の課題解決が目的であるのに対し、アートは作者の自己表現の手段である。
作者の価値観や社会的問題に対する考え方などが作品として表現され、誰かに影響を与えていく。
デザインはなぜこう表現したのかを明確に説明する必要があるが、アートは表現の解釈を受け取り手に委ねることができる。
このように課題解決のデザインと自己表現のアートは明確な違いがあるが、融合させることもできるようだ。
現時点の付け焼き刃の知識ではしっくりくる例えが思い浮かばないため、今後何かいいサンプルを見つけたときには追記しようと思う。
結局なぜデザインが必要なのか
ビジネスにおいてデザインは重要性を増しています。ここではデザインが重要な理由を大きく3つに分けて説明します。
chot.design より引用
デザインで成功した会社としてかの有名なAppleがあります。これから説明することはAppleを思い浮かべてもらうとわかりやすいかもしれません。
伝えたいことが伝わりやすくなる
課題解決のためには
・利用者が求めているものを理解する
・どんな機能や情報がどんな段階で必要なのか
といった設計をすることが重要
その過程で表現などの取捨選択をすることで完成度を高め、伝わりやすくなる。
言葉で伝えられない情報を伝えられる
デザインをするには要素の余白や文字組み、色使い、イラスト、画像などを細かく詰めていく必要があります。
これらは言葉ではないが相手に狙い通りの印象を与え、さまざまな情報を含ませる役割がある。
なぜこの表現をしたのかという問いに対しての答えはここで決まるのではないだろうか。
ブランディングにつながる
上記の二つを常に満たし、利用者にとって良いデザインを生み出し続けることは、一貫性のあるブランドの形成につながる。
ブランドが形成されると、数ある商品の中で価格やスペックで比較されるのではなく、「ここのブランドだから」と選ばれるようになる。
利用者のロイヤルティ(愛着)を高め、継続的に利用してくれるファンが増えやすくなる。
今日のまとめ
これまでデザインと呼べるほどのものは作成してこなかったけれど、あの日あの時、なぜこのレイアウトにしたのか、なぜここの見出しにこの色を使ったのかと聞かれると明確に答えられないですね。
それから身近なアイテムのパッケージやフライヤーなど、どうしてこのデザインにしたのか少し考えるようにしたいと感じました。
ひとまずすぐ目に入ってきたのはボックスティッシュなのですが、まだ意図を感じ取るのは難しそうです。
ちゃんと調べればデザイナーの解説なんかがどこかに載っていたりするのでしょうか。
デザインを勉強するとなったら、構成とか色の知識について勉強するものと思っていましたが、その前の設計がきちんとできていないとデザインできないというのは想像すらしていなかったので、目が覚めたような感覚ですね。
これからは「デザインされたもの」について少し考えを巡らせながら生活していきたいです。
今日はここまで。